節電目標:前年同月比15%減とは?

この夏の電力不足への対応として、政府より前年同月比で15%という節電目標が示されました(※正確にはピーク時の最大使用電力の削減目標を一律15%減)。

 算数的に前年同月比15%減とは、前年20万円だった手取り月給が、20万×15%=3万円減の17万円へという具合に、かなりシビアな数値目標です。

 そこで、前年同月比15%減とは、一般家庭にとって、どの程度の重みをもった節電目標なのかを、まず拙宅の例でみてみようと、2008年1月から3年4ヶ月分の各月の使用電力量をグラフ化し、さらに前年同月比で15%以上の増減のあった月をマークしてみました
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(拙宅では暖房に夜間の床下蓄熱暖房を利用していますが、その消費量は別格(別計量)扱いにつき、このグラフには計上されていません。蓄熱暖房を含む月間の全消費電力量推移についてはこちらの考察を参照下さい

 このグラフからは
  • 前年同月比15%以上の増だったのは、2010年8月の1回のみ(猛暑の夏でした)
  • 前年同月比15%以上の減だったのは
  •   ①2009年6月~11月迄
      ②2010年12月~2011年3月迄などと読み取ることができますが、

  • ①についてはその年の4月から子どもが一人暮らしを始めたために図らずも達成したという使用量減、
  • ②についても自室で勉学して過ごしていたもう一人の子どもが就職をし、家は寝るだけとなったために同じく達成できたという使用量減でした。

このように前年同月比15%の減とは、各家庭・各人それぞれに享受をしてきた生活活動の全般に大きな変革(制限)を強いるほどの数値目標であり、そのインパクトの大きさに改めて驚いた次第です。

報道では
  • エアコンの設定温度を28℃を目安に2℃上げて・・・・・・・・11%の効果
  • テレビを省エネモードにして輝度を下げて・・・・・・・・・・・・・・2% 〃
  • 冷蔵庫の設定を「強」から「中」に下げて・・・・・・・・・・・・・・・2% 〃

 などの工夫を加算して15%減の達成を、と報じていますが、生半可な取り組みで達成できる数値目標ではない、他にどんな工夫ができるのだろうなどと、考え案じてしまったところです。

 そして、さらにこちらは好天に恵まれた昨日の拙宅における電力収支です。
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 このグラフからは、
  • お日様の恵みがあった午前6時台から午後16時台までの使用電力量(総計5kWh)はすべて自家発電(太陽光)でまかなうことができたこと(うす緑色の棒グラフ部分)
  • お日様の恵みがなかった夜間の使用電力量(総計6kWh)は、一般家庭のように買電したこと(うす紫色の棒グラフ部分
  • 総発電量(26kWh)のうち、自宅で使用しなかった(21kWh)は、東北電力への供給(=売電)となって、近隣4~5世帯ほどのご家庭等でお使いいただいたであろう・・・
  • などと読み取ることができます。

     政府が目標に掲げた『ピーク時 最大使用電力 一律15%減』での「ピーク時」とは、暑さがピークとなる昼過ぎの13~14時頃をさしていますが、すると、
  • 太陽光発電はピーク時の電力需要へも対応・貢献できそうだといったことも読み取ることができますね。


  •  以上、前年同月比15%減へ向けて、拙宅では何かできるかと、いろいろ思案をしてきましたが、

  • 拙宅での達成は、かなり難しそうだ。それでも
  • 記録や経過、そして工夫は綴って、どなたかの参考になれば幸いとしていこう・・・
   などと感じました。
 とりとめもない長文になってきましたので、これにて一区切りとします。



  • 各月の使用電力量は、蓄熱暖房を除く、家電・給湯・調理等での使用量の値です。
  • 各月の使用電力量は検針票の値ではなく、太陽光発電パネル付属モニターの表示値を利用しています。
  • 毎日・各月の消費量など各記録は次に公開して綴っております。


お日様の恵みin仙台市泉区
お日様の恵みin仙台市泉区加茂

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